【コロナ関連】カリフォルニア州-6月15日からマスク不要に?
2021年6月15日より、米カリフォルニア州では全面的な経済活動の再開が予定されています。マスク着用に関する新たなルールも設けられる予定で、今後の生活仕様が大きく変わる可能性があります。
カリフォルニア州公衆衛生局は、6月15日の全面的な経済再開に向けた公衆衛生に関係する具体的な方針を5月21日に発表し、原則、すべてのセクターは通常オペレーションに戻ることができるとしています。こちらの方針によると、屋内・屋外のビジネス活動に関する人数制限や物理的距離の制限は無くなるとされているため、現在は収容人数を制限し営業をしている飲食店の今後のオペレーションにも大きく影響があります。
その他に大きく注目されている点として、今後のマスク着用に関するルールがあります。同局はワクチン接種完了者 (*)に対しては、米国疾病予防管理センター(CDC)の方針に従い、屋内でのマスク着用を原則不要にする予定としています。(CDCの方針についてはこちらをご参照)ただし、ワクチン接種完了者でも以下の場所ではマスク着用が義務付けられています:
- 飛行機、船、フェリー、列車、地下鉄、バス、タクシー、ライドシェアなどの公共交通機関
- 空港、バスターミナル、マリーナ、鉄道駅、海港やその他の港、地下鉄駅などの交通機関の主要拠点
- K-12の学校やチャイルドケア施設内 (屋内に限る)
- 州や地方の拘置所の矯正施設や拘置所
- ホームレス・シェルター、および緊急避難所や冷却センター
ワクチン接種未完了者は引き続き、飲食店・商業施設やオフィスビルなどを含む、すべての公共施設の屋内ではマスク着用が義務付けられます。
*ワクチン接種完了者:各種決められた回数のワクチン接種完了後2週間を経た方が対象となり、ファイザー製とモデルナ製は2回接種、ジョンソン・エンド・ジョンソン製は1回接種でワクチン接種完了とされています。
カリフォルニア州の人々の生活が6月15日より、コロナ前に戻る兆しが少し見えてきましたが、油断は許されない状況は引き続き変わりません。最新の情報に注意することを常に心がけましょう!